News & Column
「経皮吸収」って、なに? 皮膚から成分が染み入り体内を巡る。
こんにちは、jiwawaの松本です。
みなさんは、「経皮吸収(けいひきゅうしゅう)」という言葉を聞いたことがありますか?
皮膚を通じて物質が体内に吸収されることを言います。薬物や化学物質が皮膚から吸収されることがあるのです。
吸収された成分は、血液系を巡り、まれにリンパ系にも至ると言われています。そんなに...と思いますね。
経皮吸収は、皮膚の外層である表皮を通じて行われます。
表皮は角質層と呼ばれる層で覆われていて、この層を通過することで物質が体内に移動するのです。
経皮吸収は、化粧水や保湿クリーム、湿布やパッチなどの貼り薬、液状やゲル状の塗り薬、虫除けスプレーなどの形で薬物が皮膚に塗布されるときに起こります。ふだん何気なく使用している日用品の成分が、経皮吸収されて体内に入っていると知ると、心配になりますね。では、どんな成分が経皮吸収されるのでしょうか?
経皮吸収される成分は、その化学的性質や分子の大きさ、そして皮膚の状態によって異なります。
一般的に、以下のような成分が経皮吸収される可能性があります。
- 小さな分子の薬物: 特に分子量が比較的小さい薬物は、皮膚のバリアを通過しやすく、経皮吸収されやすい傾向があります。例えば、ニコチンやヒスタミン、また一部の鎮痛剤やホルモン剤などが挙げられます。
- 脂溶性の物質: 脂溶性の成分は、通常、皮膚の脂質層を通過しやすく、経皮吸収されやすいです。。例えば、一部のビタミン(ビタミンDなど)やホルモン、一部の脂肪酸などがこれに該当します。
- 一部の化学物質: 一部の化学物質は、皮膚を通じて吸収されやすい傾向があります。例えば、一部の農薬や有機溶剤、また一部の化粧品成分などが挙げられます。
ただし、すべての成分が経皮吸収されるわけではなく、それぞれの成分の特性や条件により吸収率が異なるとのこと。
また、皮膚の状態や投与される製剤の特性も経皮吸収に影響を与えるため、注意が必要になります。
jiwajiwaは、「お風呂のハーブ」の発売からスタートしたブランドです。食品や化粧品は、自然派やオーガニックのものが沢山あるのに、入浴剤は着色料や香料の含まれるものが多いと感じ、それならば作ってみよう。と思ったのがきっかけでした。お肌からも成分を摂取する「経皮吸収」が心配になったことは、理由のひとつ。次回以降のコラムでは、さらに「経皮吸収」を深堀りしていきます。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
経皮吸入が気になるなら。
ほっと安心して浸れる、「お風呂のハーブ」
https://shop.jiwajiwa.jp/?mode=cate&cbid=2197717&csid=0
成分は、食用に栽培された高品質の国産ハーブ。(ひのき以外)
合成香料や着色料は一切無添加です。
小さなお子さん、敏感肌やアトピーの方も使えます。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
bath_herb