おうちの猫たちに垣間見る、楽に生きるヒント。

 

こんにちは、jiwajiwaのまつもとです。

立冬を過ぎて、キリッとした空気が肌に冷たく心地よい奈良・吉野の「jiwajiwaな、おうち」。
そこには、２匹のオス猫たちが住んでいます。人間でいうと、中年〜シニアくらいの、おじさま猫です。

名前は、１匹は、白黒猫の「ホルス」。
もう１匹は、白とキジトラの模様の「豆大福」です。

どちらの名前も、見た目に由来しています。ホルスは、牛柄の模様をしていて、乳牛のホルスタインのよう。
豆大福は、求肥から黒豆が透けて見えているような模様をしているのです。

ほら、「ホルス」と「豆大福」って、納得の名前でしょ（笑）

２匹は、とてもひと懐っこい性格。
訪ねてきた人たちを歓迎するかのように、お腹を出してごぐるんぐるんと転がります。

それも、そのはず。
彼らは、jiwajiwa おもてなし部の部長と課長なのです！
部長がホルス、課長が豆大福。ホルスが兄貴分だから...

そんな彼ら、今日も来客があると、しっかり勤めを果たそうと、
ここぞとばかりに歓迎ポーズをとってくれます。

今はこんなに人懐こい猫たちですが、実は、はじめからそうだったわけではありません。

大阪に住んでいたときに、お迎えした元・保護猫のホルスと豆大福。
奈良市内のマンションに一旦お引越しして、吉野の庭付き古民家は３か所目。

大阪と奈良市内の住まいは、お部屋だけが活動範囲。
飼い主のわたし以外には、ときどき訪ねてくる親しい人たちか、
窓越しに見かけたり、部屋に迷い込んできたりする虫たちが遊び相手だったように思います。
とても小さな世界に閉じ込めてしまっていたなと、ふりかえります。

それが、吉野に引っ越してくると、どうでしょう。

たくさんの人々がおうちを訪れてくれて猫たちを撫でてくれます。
通りすがりのご近所さんや、プロパンガスの集金のおじちゃんも猫たちに声をかけてくれます。
お庭には、たくさんの虫たちや草木や花たち、ふかふかの土があります。
ときどきトカゲを見つけて戦ったり、小鳥やネズミも遊び相手です。

　　　

 

きっと、じぶんたちと飼い主以外にも、たくさんの存在があること、
多様な存在を交流する楽しさを、猫たちは体感したのでしょうね。

すこしずつ、すこしずつ、そして今では初対面の人たちに
お腹や大事なところを全部見せてしまうほどオープンマインドになりました。

のびのびと自由に、自然体。美しい姿です。

 

 

これは、２匹の猫たち、ホルスと豆大福のお話。

でも、人間も、きっと同じなのではないかと思うのです。

吉野の土地と自然にふれて、心とからだが解れるのではないかと。

猫と人間を一緒にしてはいけませんが、人間だって動物なのです。

人間が主役の社会で生活していて、
ちょっと疲れたとき、ぐっと下を向いてしまうとき、なんだか投げやりになってしまうとき、
わたしたちの「jiwajiwaな、おうち」を訪ねてみてください。

この世界には、人間以外にも、さまざまな動物や植物や自然がいて、
人間は、そのなかの一つの存在に過ぎないのだと気づきます。

 

ゆったりと“余白の時間”を過ごすことは、とても大切。

じぶんの内なる声に耳を傾けたり、心の状態を見つめたり、
そして、じぶん以外の多様な存在や価値観に気づいたり。

そうして、もとの生活に戻ると、これまでとは違った感覚で
わたしたち人間の社会を見つめることができて、楽に生きていけると思います。

jiwajiwa がお届けする “きっと、それって いい時間。”は、
じぶんを愛するセルフケアのきっかけであり、楽に生きるヒントなのです。

 

 

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　奈良・吉野の「jiwajiwaな、おうち」では、
   春から秋まで、不定期でイベントを開催しています。

   毎年10月には、年に一度の「jiwajiwaな、文化祭」も。
   足湯、菜食ランチ、マルシェ、アートなど
   ゆっくりとした時間を過ごすことができます。

　詳しくは、インスタグラムからお知らせしています。
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