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<心とからだ>気象病って?梅雨時の頭痛や眠気、だるさをやわらげるには
天気が崩れる前や雨の日に、
頭痛や眠気、だるさに悩まされる人はいませんか?
私は、雨が降る前からひどい頭痛が。
娘の幼稚園のママ友に話したところ、
その場にいたほとんどのママも、
雨の日の頭痛や眠気で悩んでいました。
多くの人が悩んでいる低気圧による体調不良は、
「気象病」と呼ばれるそう。
気象病の原因や、対策について調べてみました。
気象病の原因は、自律神経の乱れと代謝の低下
気圧の変化で空気中の酸素がうすくなると、
からだを休める副交感神経が優位になります。
通常、日中は
からだを動かす交感神経が優位になるもの。
気圧の変化で自律神経が乱れると、
だるさやめまいが引き起こされます。
また、自律神経が乱れると体の代謝が悪くなり、
からだに不要な水分がたまってしまいます。
不要な水分が血管を広げるため、
頭痛やむくみといった症状が出るのです。
低気圧不調をやわらげる6つの方法
気象病対策のポイントは、
自律神経を整えることと、
不要な水分をからだの外に出すことです。
くらしの中に取り入れられる、6つの対策方法をまとめました。
①水分は少しずつこまめにとる
不要な水分をからだの外に出すには、
水分をとり、尿意をうながすことも大切です。
とはいえ、
一度にたくさんの水を飲むとむくみの原因にも。
常温のお水やお茶を、
少しずつこまめに飲みましょう。
なかでも、西洋タンポポやクコの葉、
ネトルといったハーブティーや
ハトムギ茶やコーン茶は、
水分の排出をうながしてくれます。
②ウリ科の野菜やきのこ、根菜で水分の巡りをよくして
キュウリや冬瓜、
ゴーヤといったウリ科の野菜には、利尿作用が。
また、からだの水分の巡りをよくする、
小豆や黒豆、きのこ類もおすすめです。
漢方では、ウリ科の野菜や豆類だけでなく、
わかめや昆布といった海藻も、
巡りをよくすると言われています。
③運動で汗をかこう
余分な水分を排出して巡りをよくするには、
運動で汗をかくことも大切です。
とくに、足腰を動かす運動は
代謝をよくしてくれますよ。
左右の足を交互に持ち上げたり、
立って腰を大きく回すのも効果的です。
④お風呂で余分な水分を抜いて、自律神経を整える
お風呂にゆったり浸かれば、
余分な水分を汗として排出できます。
また、お風呂でリラックスすれば、
自律神経を整える効果も。
38~40℃のお湯に、
じんわり汗をかくくらいまでゆっくり浸かれば、
リラックスとデトックス効果が期待できます。
頭痛持ちの人は、長湯すると血管が広がり、
頭痛がひどくなるケースあるので、
10分程度で湯船から出てください。
こちらの記事でも
お風呂でリラックスするためのひと工夫について
紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
⑤耳のマッサージをしよう
気圧の変化は、耳の奥の「内耳」で感知され、
自律神経にはたらきかけます。
内耳の血流が悪くなると気圧の感度が悪くなり、
自律神経にも悪影響を及ぼします。
耳回りのマッサージで内耳の血行をよくすると、
自律神経を整え、代謝を上げることも。
毎日朝・昼・晩の3回すると、
体質改善が期待できるそうですよ。
1.耳を軽くつまんで、上下や横方向に5秒ずつ引っ張る
2.軽く引っ張りながら、後ろにゆっくり5回まわす
3.耳を包むように折り曲げて5秒とまる
4.耳を手のひらで覆って、後ろにゆっくり円を5回描く
急な頭痛も、
ホットタオルを耳に当てると和らぎます。
ぜひ試してみてくださいね。
⑥アロマの香りを活かして◎
だるさがひどい日は、
副交感神経が優位になっている可能性も。
そんなときにはペパーミントや
レモンなどの精油を使ってみましょう。
からだがシャキッと目覚めます。
自律神経を整えるには、夜寝る前に、
副交感神経を優位にする
ラベンダーの精油を使うのも良いですよ。
気象病対策で雨の日もすこやかに過ごそう
気持ちがふさぎがちな雨の日に、
体調も悪くなってしまうと、ますます辛いですよね。
頭痛やだるさ、眠気で悩んでいる人は、
ぜひ紹介した対策方法を
くらしに取り入れてみてください。
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~伝え手プロフィール~
jiwajiwa 笠井ゆかり
大阪育ち、東京在住、4歳の娘がいます
会社員時代鳥取に住み、魅力をたくさん知って
地域の自然のアイテムを手に取るようになりました
使いながら、かつて見た風景に思いを馳せ
ひとつひとつのモノ
そして自分ももっと大切にするように
jiwajiwaのアイテムが、多くの人の
「自分をもっと大切にするきっかけ」になればと
日々活動しています