News & Column
梅雨明けと夏の、湿度ゆえのだるさ
おはようございます。jiwajiwaのまつもとです。
先週半ばに関西は梅雨明けしたそう。さっそく過酷な暑さがやって来たと思えば、
また梅雨にもどったかのような雨が続いて、湿気の多い奈良です。
雨がつづくと、わたしは、なんだか頭がボーッとしたり肩が凝ったりして、
心身ともにだるい感じがして、やる気があまり出なくなってしまいます。
梅雨どきの、だるさの原因
これは、大気が低気圧配置になることが原因。
低気圧になると、からだは 、緊張をほぐしてリラックスさせる
副交感神経が優位になるようになっていて、それゆえに
シャキシャキ元気に動けなくなってしまうのです。
湿気ゆえの「湿邪」という症状
このような体調や状態を、東洋医学では「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。
体内の余分な水分が消化器系に影響をおよぼし、だるさの他にも、
食欲不振・消化不良・下痢などを引き起こすこともあり、
梅雨の前後によく起こりがちな症状なのです。
「このだるさは天候や気候に心身が当然に反応している結果なのね。」
「週末はしっかり休んだのに、週はじまりからエンジンかからないわ。」
「わたしだけが、だるいわけじゃないのか」
と、ついぼやいてしまうわたしですが
しくみを理解ができれば、この状況を受け入れることができると、
じぶん自身をいたわる気持ちが芽生えてきます。
梅雨どきの、だるさを解消するには
そんな梅雨前後の湿気ゆえの不調をよくするために、
気にかけていること、薬草・ハーブの取り入れ方があります。
○ ゆったり無理せず、でもリズムのある動きを意識する
窓のカーテンを開けて朝の光をしっかり浴びて目覚めたり、
朝ごはんをサッと食べて、家事や仕事モードに切り替えたり。
シャキシャキ動くのが難しくても、時間割を意識したり、
ウォーキングや軽いストレッチなどで、からだを動かしたり、
夜はお風呂に浸かって、心もからだもリラックスしたり
夜更かしをせずに、しっかりと眠りについたり、、
とシンプルな日々の活動を大切にしてみることが大切。
○ からだが冷えないよう、温かいお湯やお茶を小まめに飲む
梅雨どきから夏にかけては、
ついつい冷たいものや生ものを食べたり飲んだりしがち。
これは体内の湿を増やして「湿邪」に繋がってしまいます。
暑さを緩和するために、冷たいものを食べて飲むのではなくて、
温かいお湯やお茶を飲むようにすると、
からだの巡りがよくなって楽になります。
レモングラスやラベンダー、ドクダミといった、香りと飲み口の異なる
薬草・ハーブをお庭から摘んできてお茶を淹れれば、
気分を換えることができて、日々の楽しみが増えますよ◎
○ 栄養バランスの良い食事を
新鮮なお野菜と、豆腐・魚・お肉など体質に応じて質の良いタンパク質を
組み合わせて丁寧にこしらえた手料理を毎日作れたら理想的だけれど、
なかなかそういうわけにもいかないライフスタイルの方も多いはず。
作り置きサービスでも、宅配弁当でも、コンビニでも、冷凍食品でも、
気をつけたいのは、バランスの良さ。
それらをすべて組み合わせて、じぶんに合ったやり方で、
健康によい食事の摂り方を発見できればよいと思います。
これをしたら一気によくなる、なんてうまくいくことはないのだれど
ゆっくり、じわじわ、じぶんの心が動いて楽しみながら続けられることを
ひとつひとつ進めていけば、それでいいのかな、と思います。
すベてを取り入れよう、と意気込むと、またしんどくなってしまうので、
くれぐれも、そのようなことのないように。
だるい気分の心身を素直に受け入れながら、また今週も、
わたしを乗りこなしていきたいと思う、月曜日の朝です。
--------------------------------------------------------------------------------
梅雨どきの、気分がスッキリしない日には、香りの力を借りるのも◎
jiwajiwaのアロマスプレーを、お顔まわりやお部屋にシュッとひと吹きすると
日々のいろんなシーンで、心身にアプローチしてくれます。
詳しくは、こちらから。http://shop.jiwajiwa.jp/?mode=cate&cbid=2522604&csid=0
--------------------------------------------------------------------------------
○ 伝え手: まつもと あずさ jiwajiwaを、はじめた人。 大手メーカー勤務時代、全国各地を訪れるなかで、 ローカルエリアの魅力に気づく。じぶんらしい働き方・生き方を考えたいタイミングと重なり、 日本古来の薬草を原材料にした自然素材100%入浴料「お風呂のハーブ」をつくるため、 セルフケアアイテムのブランド『jiwajiwa(じわじわ)』をスタート。 奈良市出身。 自然に囲まれて暮らしたいと、奈良・吉野の山奥に、2匹の猫ホルス・豆大福と住んでいる。 美味しいお蕎麦を食べたり、お花を活けたり、山に登ったりするのが、好き。