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News & Column

なぜ薬草・ハーブは、からだにいいの?

こんにちは、jiwajiwaのまつもとです。
わたしたちjiwajiwaは、薬草・ハーブを使って
セルフケアのアイテムをお届けしています。

 

そもそも薬草やハーブって、何だっけ?
何となくからだにいい気がするけれど、どうして?

そんな疑問は、歴史をふりかえると知ることができます。
ちょっと身近に感じにくい、遠い昔のお話ですが、
タイムスリップした気分でふり返ってみましょう◎

 

「薬草」とは?



まずは言葉のお話。そもそも「薬草」って、どんな植物でしょうか。
ここでは、よく似た他の言葉の意味も、見てみましょう。

●  薬草(やくそう)
薬効のある草。薬草のほかに「薬木」という分類も。
西洋の「ハーブ」にあたります。


生薬(しょうやく)
漢方薬の原材料になる素材。植物だけでなく、
動物(鹿の角・熊の胆嚢など)や鉱物(石膏・紫水晶)も。


漢方(かんぽう)
江戸時代、日本に定着していた東洋的な医学・医術のこと。
西洋医学をさす「蘭方」の概念に対する呼び方。

薬膳(やくぜん)
東洋医学的な理論に基づいた食事。
季節や体調・体質に応じて食材や調理法を組み合わせる食事療法。

からだに良さそうな、聞いたことのある二字熟語。
それぞれに意味が違います。さらに薬草と区別された言葉に
「野草」「山菜」「野菜」などもあります。

 

 

 

薬草・ハーブと歴史

 

● チンパンジーと薬草
ヒトに最も近縁な生きものと言われる霊長類・チンパンジー。 
キク科の植物を食べて腹痛を癒しているそう。苦味成分に解毒作用があります。
動物も、体調不良のときに薬草・ハーブを活かしているのいるのですね。

古代文明 
古代エジプトでは、ミイラをつくる際に防腐剤として
ゴマや松ヤニといった植物が用いられていました。
メソポタミアでは、薬草が取り引きされていた記録が
くさび形文字の石板で残っているそうです。

中国最古の薬学書「神農本草経」
古代中国では、365品目の薬草を紹介する「神農本草経」が記された。


中世ヨーロッパの修道院 
修道院には、ハーブ園がつくられ福祉的な機能を担っていたところも。
ドイツのヒルデガルド修道院などがあげられます。


● 近代的な薬の発明
19世紀にケシの花から鎮痛剤・モルヒネの成分アルカロイドの単離に
成功したのをきっかけに化学的な合成薬が台頭をはじめた。

時代や東西洋を超えて、人々だけでなく動物たちも
癒してきた、有用な効能や成分をもつ薬草・ハーブ。

安価に量産でき即効性のある近代薬が多く使われるようになってきたり、
現代は量産品・機械生産品が流通しやすい市場や物流のあり方なのもあり、
身近に見かけることは少ないかもしれません。

とはいえ、暮らしに取り入れる人たちも多く、
いまだ根付いている習慣や、伝えられている文化も残っています。

本を読んだり、インターネットで調べたり、以外にも、
薬草に関連する場所のフィールドワークをしたり

詳しい人たちへの聞き取り調査をしてみたり、と
薬草について深く掘り下げていくのも面白いものです。

もちろん、jiwajiwaのアイテムを暮らしに取り入れて
心とからだで薬草のちからを体感するのもおすすめです◎

体調を整えるのに入浴はとてもおすすめ。jiwajiwa「お風呂のハーブ」をおともに、どうぞ。

薬草との出会いが、みなさんの日々の楽しみや
体調などを整えるよすがとなるとうれしいです。

 

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○ 伝え手: まつもと あずさ jiwajiwaをはじめた人。
大手メーカー勤務時代、全国各地を訪れるなかで、
ローカルエリアの魅力に気づく。じぶんらしい働き方・
生き方を考えたいタイミングと重なり、 日本古来の薬草を
原材料にした自然素材100%入浴料「お風呂のハーブ」をつくるため、
セルフケアアイテムのブランド『jiwajiwa(じわじわ)』をスタート。

自然に囲まれて暮らしたいと、奈良・吉野の山奥に、2匹の猫ホルス・
豆大福と住んでいる。 美味しいお蕎麦を食べたり、
お花を活けたり、山に登ったりするのが、好き。

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