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<植物のちから>アオモジ
こんにちは、jiwajiwaの塚本です
お花屋さんで、アオモジを目にすることが多い季節。
春だなあと感じさせてくれます
その緑色が、アレンジメントや生け花に人気ですが
果実には酸味や苦味があるため、
”しょうがの木”ともよばれ、
精油はレモンのような香り
緑色のつぶつぶはつぼみで、香りはしませんが
潰してみると、柑橘系の香りがします
アオモジは、花もとても可愛らしいのです
1つのつぼみから、複数の花が咲くのが特徴で
白っぽい小さな花がいくつも咲きます
つぼみの時も、開花したあとも
長く楽しめる植物なのです
アオモジ(青文字)の名前の由来は
同じクスノキ科のクロモジ(黒文字)よりも
幹の色が青いからといわれています
実は、アカモジやシロモジという植物もあるそう
文字通り、アカモジは幹が赤っぽく
シロモジは、幹が白っぽいのだとか
暖地性植物であるため、本来は九州や沖縄に
分布していたアオモジですが、
近年は大阪や奈良でも見られるように
切り花用の枝から落ちた種や
鳥によって運ばれた種によるものと
考えられているそう
お家に切り花として飾るのも良いですが
自生しているアオモジを探すのも楽しそう
春を探す散歩に出かけてみようかと計画中です
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伝え手プロフィール
jiwajiwa 塚本 佳(つかもと けい)
京都出身、8歳と4歳の娘がいます。大阪・東京で
会社勤めをしていましたが、
結婚をきっかけに奈良に引っ越してきました。
リネンやお香が好き。
家族でゆっくり食卓を囲むとき、ほっこりした気分に
なって幸せだなぁと感じます。
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