News & Column
ありのまま、受け入れる。
今年も残りわずか。あなたにとって、どんな一年でしたか?
jiwajiwaの2019年は、山あり谷あり・悲喜交々ながら、総じて素晴らしい日々だったのではと振り返っています。 そんな楽しかったこと・悲しかったこと、すべてありのまま受け入れて、2020年も少しずつ確実に、じわじわと歩んでいけたらと思っています。
そんな風に身近に起きた出来事を、「そのまま受けて入れてみること」が大切だと素直に思えるようになったきっかけの一つに「マインドフルネス」があるのですが、29日に開催したイベント『マインドフルネスとヨガと薬草』を通じて、改めて実感することができました。
https://www.facebook.com/events/562015774619945/
当日は、8名の方々にご参加いただき共に取り組みました。
マインドフルネスとは、日々忙しく「To Do(するべきこと)」ばかり考えがちな意識を「To Be(今ここにある・いること)」での体験に向けることで、心とからだを整える手法です。自分自身の本質的な感覚に気づき、禅や瞑想のように集中力が増したりストレス軽減に役立てたりといった効果があるのですが、なぜ”今ここ”に着目するのか奥深い理由がありました。
講師の臨床心理士・林滋子さん曰く、「食べる・飲む」「呼吸する」ことを通じてマインドフルネスを行うのは、"今ここ”にいる感覚を受け止めていくため、とのこと。受け止めた感覚には、価値判断をせずに距離をおいて客観的に見つめることで、自分自身の本質的な感覚にやさしく気づけるのだそう。"今ここ”に気をとめることを意識的におこなうセルフケアは、ストレスケアにも繋がる、とか。というのも、毎日の生活の中で、配偶者・パートナーや親戚、職場の上司・同僚などの人間関係において、他人から指摘されたことを直すことはストレスに感じるけれど、自ら気づけば直せる、といったことがあるから。大きなことには気づきにくいけれど、小さなことには気づきやすいもの。"今ここ”に意識をするマインドフルネスは、自分自身のケアを通じて、日々の暮らしがちょっとよくなることに繋がっているのです。
そんなきっかけをつくれたら、との想いで、はじめてjiwajiwaが企画したイベント。
”今ここ”に気をとめ、ありのまま受け止める大切さを知ってもらえたならうれしいです。
わたし自身、何度かマインドフルネスを続けるなかで、毎回新しい発見があるなぁと感じています。また近いうちに、マインドフルネスを開催したいと2回目を考えています。