コラム

<コラムvol. 8 > にっぽんの文化を繋ぐ

2019.08.18


jiwajiwaには、日本の薬草(ハーブ)の文化を繋ぐという使命があります。


代表 松本が、日本の薬草のことを意識するようになったのは、地元・奈良で
偶然、「大和当帰(とうき)」に出会ったことがきっかけです。

大和当帰は、奈良の特産品の薬草(詳しくは、コラムvol.5を参照ください)。
その歴史をたどると、飛鳥時代にまで遡ります。「日本書紀」には、聖徳太子のおばの
推古天皇が奈良県の宇陀エリアにある阿騎野という土地に置いて「薬狩り」といわれる
薬草摘みをしたとの記録が残っています。


 

当時は宮中行事の一環として薬狩りが行われていたという一説があります。
「冠位十二階」という、役職を12ランクに分け服装の色目を紫・青・赤・黄・白・黒と
順に制定する制度が導入されたばかりで、その浸透を促す目的に、
見世物としての意味合いで大々的に薬狩りが行われたというのです。

このとき、男性は鹿狩り、女性は薬草摘みをしたそうです。
オスの鹿の角は、骨化してしまう前に切りとり湯通し等の加工すると
「鹿茸(ロクジョウ)」と呼ばれる生薬になり、即効的な強精作用があります。

 




一方で、大和当帰は婦人病によい薬草。
ひょっとすると薬狩りには、子孫繁栄などの想いや祈りが込められていたかもしれません。


この大和当帰、根っこは漢方薬になりますが、
古くから葉や茎はお茶や食用にされ日本の暮らしに活かされてきたそうです。




近年、奈良では、葉や茎がお茶や食用に加工されたものが販売されていますが、
お風呂用に乾燥させて農家の方々が売っておられたものを松本が
たまたま購入して自宅の使ってみると、その効果にびっくりしました!


これまで試した、どんな市販の入浴剤よりも、からだが芯から温まったからです。


「葉を乾燥させただけなのに、植物のパワーはすごい!
  しかも、日本古来から根づく薬草だなんて!奈良で栽培されているなんて!」


そこから、大和当帰だけでなく、日本の薬草の文化を調べはじめました。


すると、現代のように医療や社会制度が発展して気軽に病院に行けるようになる前は、
日本のそれぞれの風土や地域に、独自の植生や薬草があって、
食べたり飲んだり、塗り薬や貼り薬にしたりといった文化や習慣があったとわかりました。

 



ドクダミ・よもぎ・ビワの葉、セリや明日葉・長命草、など
馴染みある名前もあれば、そうではない聞き慣れないものもたくさん。


また、奈良は歴史が深い地域ですが、滋賀と岐阜の県境にある伊吹山(いぶきやま)は
植生の南限と北限がぶつかり合い、数千種類の薬草が生息しているとわかっています。


北海道では、アイヌが独自の文化を紡いできており、
キハダの木の実を香りづけに使うということも。

一方で、沖縄では、亜熱帯地方ならではのウコンや月桃などといった
まさに薬草の宝庫とも言える豊かな文化が繋がれています。


そして、薬草は各地で、飲食用・薬用だけでなく、
染め物などにして衣服にも、抽出して香りを楽しんだり、化粧に活用されたり、
すべての衣食住のはじまりは、薬効のある植物「薬草」であったことを学びました。


同時に、そのような貴重な誇るべき日本の薬草の文化は各地で失われつつあり、
さらには産業として成り立っているエリアが大変少ないということも知りました。


奈良の大和当帰も、江戸時代には栽培されていたものの、
近代になると安価な生産力の中国産にシェアを奪われ、産業としては衰退していました。
それを、現代になって地場産業として復興させようという取り組みの中で
食用・浴用に加工するべく生産がはじまっていたところ、松本が出会ったのでした。


そう言われてみると、西洋のハーブは、百貨店やライフスタイルショップで
お茶やコスメ・ヘアケア関連など素敵にときめくアイテムでよく見かけるのに、
日本の薬草は、あまり魅力的な商品としては市場に出回っていないかもしれない…

と、思った矢先、松本の心の中で、それを覆すようなかたちで、
日本の薬草を現代の暮らしに添うかたちでお届けしたい想いが生まれました。




このときの衝動が、jiwajiwaのきっかけとなっています。


学べば学ぶほど興味深く、もっと深く知りたくなる日本の薬草の文化を、
その間口をぐいっと広げて、敷居をうんと下げるかたちで、
「あ、これ可愛い!」と商品をきっかけに手に取ってもらって知ってもらえたら。

そんな風に思わせない、キャッチーなjiwajiwaのパッケージの裏には、
実は「日本の薬草の文化を繋ぐ」という壮大な使命を掲げています。

 

jiwajiwaのLINE登録はこちら
jiwajiwaのLINE登録はこちら
← コラムの一覧に戻る

商品一覧


ギフトボックス

お風呂のハーブ セット

  • 大和の素材のバスハーブ 3種類セット
  • 大和の素材のバスハーブ 3種類セット 各1個入セット
  • 大和の素材のバスハーブ 3種類セット 各3個入セット
  • 大和の素材のバスハーブ 2種類セット 各1個入セット

「奈良吉野のひのき」

「なら大和高原のゆず 吉野へいばらのレモングラス」

「なら深吉野のよもぎ 奈良高取の大和当帰葉」

>> ギフトボックスについて詳しく見る

チアフル株式会社

プライバシーポリシー   ©2017 チアフル株式会社