2020.01.21
おはようございます。jiwajiwa代表の松本です。
先日、出張にいったときのこと。
埼玉の街並みをふらりと歩いていたら、すっと見通しのよい川沿いの堤防と出合いました。
ふだんは、目的地に向かって黙々と歩いてみたり、先を急いでそわそわと早足になってみたり、と足取りが止まることがあまりない日中なのですが、水辺と空がまじり山が遠くに見えるような景色に、周りはお店や会社などが立ち並び車がたくさん通る大きな道があるところで出合えたことに、ちょっとびっくりして、すこしのあいだ目線を送らずにはいられないのでした。
「よくよく考えてみると、あまり空を見上げてみる時間は、最近なかったかもしれないなぁ」とふり返りながら、数分だけ、ぼーっとしてみました。そして、ほんのすこしの時間だけれど、堤防を歩いてみたりして。
ふだんは意識しないことも多いけれど、わたしたちを取り巻く水や山や大地といった自然を、実際に踏みしめてみたり肌で感じてみたり空気を察知してみたり、、
そんな風に、ほんの数秒でもいいかもしれないのですが、自然を近くに感じる「余白の時間」をつくってみることが暮らしのなかで大切なのでは、と思います。
ときに息がつまりそうになってしまう日々に、広く大きな視野を与えてくれます。