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＜日々のくらし＞ 大和当帰の花を飾る。香りに癒される。
こんにちは、jiwajiwaのまつもとです。
「大和当帰」という薬草の名を聞いたことがありますか？
「やまととうき」と読みます。
セリ科の多年草で、セロリやパクチーのように
ツンとしたクセのある匂いがします。
根っこが漢方薬になり、血行促進に効く薬草で、
冷え性の改善や疲労回復、生理痛や生理不順など
女性のお悩みに重宝される植物。
男性にも、
冷えゆえの体調不良がある方も 実は多いと言われていて、 肩こりや腰痛などの改善にも
ぜひ活かしてもらいたい植物です。
ふだんの生活で見かけることは少ないかもしれませんが、
奈良に縁のある薬草で、現在は、漢方薬の原料として、
また特産物として栽培されている生産者さんもおられます。
その力を暮らしに取り入れやすいかたちでお届けしたい、
毎日、無理のないかたちで取り入れてもらえたらと
jiwajiwa では「お風呂のハーブ」に仕立てています。
さて、そんな大和当帰の苗を、
「jiwajiwaな、おうち」のお庭で、育てています。
「お風呂のハーブ」の原材料を提供してくれている
高取町のポニーの里ファームさんから分けてもらった株と、
ご近所の大宇陀・道の駅で、販売されていた株があって、
どちらもスクスクと育っています。
今は、ちょうど小さく白いお花が可憐に咲く時期。
大和当帰に近づくと、葉っぱが青々としているときよりも
ふわっと薬草らしいクセのある香りが漂います。
香りは、鼻の奥の嗅覚を刺激して、脳に直接的に信号を送るため、
五感のなかでも、心とからだにアプローチしやすいと言われています。
たしかにスッーっと鼻をくすぐる大和当帰の香りで、
心は落ち着いて、からだの巡りがスムーズになるような気がしました。
ふと、そんな大和当帰の香りを、もっと暮らしに取り入れてみたいと、
お花の部分を剪定ばさみで切って、廊下に飾ってみることに。
シンプルなガラスの花瓶を選んで、
窓際に陽の光が差し込む場所を選びました。
茎の広がり、花がすこしずつ種を落としていく様も美しいと気づき、
香りだけでなく、視覚的にも癒されるように感じます。
薬草は、お茶にしたり、お風呂に入れたり、お料理に添えたり、と
さまざまに使えますが、植物らしく切り花として飾ることでも、
心身に癒しをもたらしてくれた暮らしの一コマなのでした。
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ツンとした香りがクセになる大和当帰は、からだの巡りをよくしてくれます。
本来は、ぽかぽかと温める力が素晴らしい薬草。日々づかいで体調を整えて。
jiwajiwa の定番人気「お風呂のハーブ」は、こちらから。
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○ 伝え手： まつもと あずさ jiwajiwaを、はじめた人。 大手メーカー勤務時代、全国各地を訪れるなかで、 ローカルエリアの魅力に気づく。じぶんらしい働き方・生き方を考えたいタイミングと重なり、 日本古来の薬草を原材料にした自然素材100％入浴料「お風呂のハーブ」をつくるため、 セルフケアアイテムのブランド『jiwajiwa（じわじわ）』をスタート。 奈良市出身。 自然に囲まれて暮らしたいと、奈良・吉野の山奥に、2匹の猫ホルス・豆大福と住んでいる。 美味しいお蕎麦を食べたり、お花を活けたり、山に登ったりするのが、好き。
