「くすりの町」高取町で育てられる無農薬の大和当帰葉

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「くすりの町」高取町で育てられる無農薬の大和当帰葉

農業生産法人 有限会社ポニーの里ファーム(奈良県高取町)

保科政秀さん

jiwajiwaの大和当帰葉を育てているのは、奈良県高取町で薬草や米、ネギをはじめとした農産物の生産・販売や加工品の製造などを行っている「ポニーの里ファーム」さん。
障がい者就労支援センター ポルテの森との協働を推進しながら、農業体験やワークショップ等多彩なイベントも開催するなど、地域農業の発展を目指して活動されています。

丁寧に無農薬で栽培しています

無農薬で栽培される大和当帰葉

ポニーの里ファームについて教えてください。

高取町で、若者や高齢者、障がいを持った方たちが農業を通して働ける場をつくるために出発しました。現在は、休耕地を畑にして農産物を育て、販売したり加工品を製造したり。いろんなことに取り組んでいます。

栽培しているのは大和当帰だけですか?

いえ、米やネギをはじめ、いろいろな野菜を育てています。大和当帰は、最初はごく試験的に植え付けただけだったんです。収穫した根を生薬問屋さんに見せたところ、「品質がいいし、高取の土地に向いているのでは」と言われ、本格的に栽培を始めました。今では、イベントや講演・食育などを通じて、広く薬草のことを知ってもらう活動にも力を入れています。

大和当帰の栽培について聞かせてください。

大和当帰はセリ科の多年草で、根は医薬品、葉は食品や加工品に使われています。
秋に苗床を作って種を蒔き、春になったら育った苗を畑に植え替えます。ハウス栽培と露地栽培がありますが、いずれも葉の収穫は5月から11月中旬まで行います。
jiwajiwaのハーブには、葉がしっかりとして香りも強い露地ものを使っています。

作業で大変なのは、どのようなことですか?

無農薬で育てているので、虫を1匹ずつ手作業で取り除かなければいけません。また、雑草も、草刈り機で刈れない株の周りなどはすべて手で抜くので、手間がかかりますね。それから、畑には良い土を作ってくれるミミズがたくさんいるんですが、それを食べにイノシシやモグラがやって来て畑が荒らされてしまうんです。そういうこともあって、なかなか栽培面積を広げられないのが辛いところですね。

高い品質にこだわっています

大和当帰葉は食用と同じ高い品質栽培されています

jiwajiwaの大和当帰葉は、食用と同じものだとか。

ポニーの里ファームでは、jiwajiwaに使われているものなど加工用のものも、生食用のものと同じように栽培しています。加工の段階での衛生管理が少し異なるくらいですね。
ハサミで1つ1つ切って収穫したら、洗浄を2度行って、乾燥します。色が悪くなってしまった葉などを取り除く選別の工程は、すべて人の目、人の手で行います。手作業ですごく時間がかかるんですが、高い品質を保つためにこだわっています。

バスハーブの開発も、いっしょに試行錯誤を重ねてくださいました。

jiwajiwaのバスハーブはかわいらしい巾着型の袋に入っていて、お湯につけると中身が透けて見えるし、お湯の中で袋を揉んだ時の手ざわりや香りの強さなどにもこだわっていらっしゃったので、葉をどの程度の大きさまで粉砕するかは試行を繰り返しましたね。乾燥も、きれいな緑色を残すよう努めています。 ただ「原材料を作る」というだけではなく、いろいろとお話をしながらいっしょにモノづくりができて、僕らとしても楽しかったです。農家も、自分たちがワクワク・ドキドキすることをしないと、変わっていかないし続きませんからね。

jiwajiwaのお風呂にも入られましたか?

はい。かわいくて素敵なものになっていて、お風呂としてもすごくいいですね。植物そのものが使われているので、香りはもちろん、体が芯から温まりますよね。実際にお風呂に入った方からは、自然のものだから肌にやさしくて、お風呂上がりのしっとり感が全然違うとよく言われます。

バスハーブを使われる方にメッセージをお願いします。

お風呂に入れて「いいな」と思ってもらえたら、それが一番ですが、「また使いたい」とか「周りの誰かにも使ってもらいたい」とか、そうやって人と人とを『つなぐ』ものになったらいいなと思います。お風呂に入りながら、これはどんなところでどんな人が作っているのだろうと、この自然豊かな高取町に思いをはせてもらえたらうれしいです。

大和当帰に大きな魅力と可能性を感じています

高取町は歴史的にも由緒のある「くすりの町」ですね。

観光スポットがたくさんあるわけではないですが、心からのんびりできるところですね。「くすり」が心身を癒すものであるなら、この高取町自体も「くすり」と言えるかもしれません。人も本当に温かくて、滋賀県出身で高取のことは何も知らなかった僕に、この地域のことだけでなく社会のいろはも、厳しくも温かく教えてくれました。失敗にも寛容だし、町自体に何か新しいことをやろうという雰囲気があります。

保科さんは奈良県出身の方ではないんですね!

実はそうなんですよ。もう一つ白状すると、大和当帰の葉も、生で食べるのはちょっと苦手なんです(笑)。加工品やお風呂などは好きなんですけどね。
大和当帰は、簡単に育てられる植物ではありませんが、根が薬になるというだけではなく、葉もいろいろな使い方ができるので、地域の産業を発展させることにもつながるし、「くすりの町 高取」の町づくりの核になるものとも考えています。
これからも、大和当帰という大きな魅力と可能性を秘めた薬草を軸に、活動を広げていきたいですね。それが我々のような薬草を作る農家だけでなく、地域全体の活力になることを願っています。 ← 育てる人の想い 一覧に戻る


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